はじめて奥多摩に行くとき、いちばん気になるのが「どうやって行くのか」だと思います。地図で見ると遠く感じますが、電車なら乗り換えは基本的に一度だけ。ここでは電車でのアクセスを中心に、行き方のポイントを整理します。

基本ルートは「青梅線の終点まで」

奥多摩の玄関口は、JR青梅線の終点である奥多摩駅です。都心から向かう場合、大まかな流れはこうなります。

  1. 新宿・東京方面から中央線で立川へ: 中央線快速に乗って立川駅を目指します
  2. 立川で青梅線に乗り換え: ここから青梅線に入ります
  3. 青梅駅でもう一度乗り換えることがある: 青梅線は青梅駅で運転系統が分かれていて、立川から来た電車が青梅止まりの場合があります。その場合は青梅駅で奥多摩行きに乗り継ぎます
  4. 終点・奥多摩駅で下車: 駅を出れば、もう山と川の景色です

つまり、乗り換えは「立川」と「青梅」の最大2回。時間帯によっては奥多摩まで直通で行ける電車もあります。

青梅から先は本数が減る

覚えておきたいのは、青梅駅から奥多摩駅までの区間は、それより手前に比べて電車の本数が少ないということです。都心の感覚で「行けばすぐ次が来る」と思っていると、駅で長く待つことになります。

行きも帰りも、時刻表を先に見ておくのがいちばんの対策です。とくに帰りは、遊びに夢中になって気づいたら次の電車まで間があった、というのがよくあるパターンです。

つまずきやすいポイント

  • 青梅行きと奥多摩行きを間違えない: 行き先表示をよく確認しましょう。青梅止まりに乗っても青梅で乗り継げますが、待ち時間が出ることがあります
  • 帰りの時刻を先に決める: 出発前、あるいは奥多摩駅に着いた時点で、帰りの電車を1本決めておくと一日の組み立てが楽になります
  • ICカードは使えるが、現金も少し持っていく: 駅や店によっては現金のほうが確実な場面があります
  • 駅から先の移動も考えておく: 奥多摩駅からさらに奥のエリアへ行く場合はバスを使うことになります。バスも本数が限られるので、駅に着いてから考えるのではなく、あらかじめ路線と時間を調べておくと安心です

車で行く場合

車なら、圏央道や青梅街道を使って向かうことになります。電車と違って時間の自由がきくのが利点ですが、こちらにも注意点があります。

  • 行楽シーズンの週末は渋滞と駐車場: 紅葉の時期や夏の週末は道も駐車場も混みます。朝早く出るのが結局いちばん早いです
  • 山道は道幅が狭い区間がある: 奥のエリアへ行くほど、すれ違いに気をつかう道になります
  • 冬は路面凍結に注意: 標高が上がると都心とは条件が変わります

日帰りで温泉に入る予定があるなら、電車のほうが気楽かもしれません。

どのくらいの時間を見ておくか

新宿から奥多摩駅までは、乗り換えの待ち時間を含めると片道でおおよそ2時間前後を見ておくと計画が立てやすいです。行き帰りで4時間ほど移動に使う前提で、現地での過ごし方を考えるとちょうどよく収まります。

半日でまわるコースの組み方は、[夏の奥多摩、半日さんぽモデルコース](/articles/okutama-natsu-hanbun-day)でも紹介しています。

運行本数・ダイヤ・道路状況は季節や時期によって変わります。おでかけ前に、鉄道各社・道路情報の公式発表を必ずご確認ください。